一億総フリーランス時代の リーダーシップ

会社という概念が無くなり、フリーランスという働き方がますます増えていくこれからの時代。一億総フリーランス時代を生き抜くための戦略とは?そして、これからのマネジメントやリーダーシップのあり方について考察するブログです。

フリーランスに憧れを抱いている人はぜひ知っておきたいこと

 

僕も当初はフリーランスに憧れを抱いていました。
会社と言う組織から離れて一人で全てをやっていく。
非常に格好よく、周りからの評価もぐんっと上がるものだと
そう感じていました。

 

ただ本当にフリーランスについて、よく理解できますか?
ただ憧れだけで「フリーランスになってやっていくぞ」と言っていないでしょうか?
メリットデメリットを自分の口で説明できないことには、何も始まらないですよね。
じゃあそれを知っておいてからフリーになっても遅くはないのではないでしょうか?
この記事を読んでもらって両方を知っておきましょう。

 

まずはメリットから、フリーになることによって全てが自由に動けるようになります。
どんなに働きやすい職場にいても、自分の意見が通ることはまれです、
それに時間、場所全てにおいて自由になるなんてことはありません。
あと僕が一番嬉しかったのは不謹慎かもしれませんが、
好きな時に休めるということですかね。

 

決してやる気がないわけではなく、
自分のペースで、やりやすい環境と時間を使えるという点で、
素晴らしくモチベーションが上がります。

デメリットとしては、今言ったように
モチベーションを自分であげなければならないということです。

 

それといきなりフリーになるのはかなり危険かもしれません。
例えば、何の練習もなくスキーをするようなもので、
ある程度の技術、信頼、経験がなければうまくはいかないでしょうし、
誰もあなたのことを信頼してくれないでしょう。

 

それに会社の中で学びながら働く楽しみも知って置いた方がいいかもしれません、
最初から孤独にやっていくよりも、たくさんの人の中でもまれながら成長していく。

その結果がフリーランスとしての自分の力になるのではないでしょうか。


これからフリーランスを目指す方、
気楽にやれると勘違いするのは大きな間違いですよ!



なぜなら全て自己責任でやっていかないといけないからです。

ミスも成功も全て自分に降りかかってきます。
あなたはそれに耐えられますか?

 

もし今会社に勤めていらっしゃるようでしたら、
ある程度の自信と信頼関係を築いてからでも遅くはないのでしょうか?

では、メリットデメリットを紹介したところで、
私は自分の仕事にもどることにします。



時間や記事を書く自由が利くところもフリーランスの嬉しい所ですからね。

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会いに行けるフリーランサー

 

頼みに行くフリーランサーに心当たりがなければ、

フリーランスへの発注は出来ませんよね。

何とか腕のある人とお近づきになりたいものです。

 

 

ところで、フリーランサーはよく営業をしていますが、

その割には自分のところに全然来ないと思いませんか?

実は、フリーランスは営業活動の面でも

一般企業とは少しだけ趣を異にしているのですよ。

 

 

営業活動は相手の興味よりも自分たちが訪問した数で勝負しますよね。

あまりよくない例ですが、ヤクルトや朝日新聞が該当します。

しかし、フリーランサーはあちこち回っている余裕などありません。

 

 

1社でも多くコンタクトを取るよりも、

1%でも興味を示す可能性のある集まりへの参加を重視します。

裏を返せば、フリーランスへの発注を考えていると向こうが解釈すれば、

フリーランサーの側から会いに来るわけですね。

 

 

特に変わったことをしなくても、いつも通り求人を出すだけで構いません。

人手が欲しいというサインを感じたフリーランサーの申し出が期待できます。

 

 

自分の足でフリーランサーを探しに行くのであれば、

異業種交流会や経営者交流会への参加をお勧めします。

フリーランスで生計を立てている人も

クライアント探しに参加している場合がありますので、

見つかるときは見つかります。

 

 

フリーランサー向けの勉強会やセミナーに行けば確実に会えるでしょう。

中には主催そのものを行うフリーランサーもいます。

 

 

このように、少しでも行動力を割けば簡単にコンタクトが取れるのです。

向こうは必死にクライアントを探していますから。

 

 

ただ、せっかく発注できてもその人が未熟ですと仕事の痛手になりますよね。

良いフリーランサーを見分ける基準も欲しくなってきます。

 

 

フリーランサーを決める基準は、自己紹介です。

アピールのできるフリーランサーは、自分の腕前だけでなく

得意分野や行動範囲といった判断材料を数多く提示してくれます。

ポートフォリオ(作業実績)をアピールポイントとしている

フリーランサーもいますが、その手の審美眼が無ければ分からないので

判断に困ることでしょう。

 

 

出来るフリーランサーは自己アピールや

アクティビティといった能力が磨かれています。

 

 

うまくマッチングすれば満足のいく納品が早く来ることでしょう。

勿論、相応の報酬は求められます。

 

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フリーランスに頼んではいけない案件

フリーランスへの委託は、上手にランサー選びや交渉が出来れば、

かゆい所に手の届く利便性が約束されます。

 

 

ただ、フリーランスには荷が勝ってしまうような案件を頼むと

却ってロスに繋がります。

そうした場合は企業へ委託したほうが結果的に安定する訳ですね。

 

 

これまでとは逆に、フリーランスへ頼むと損をするケースをご紹介します。

理由は大抵、「フリーランサーが一人だから」という一点に集約されますし、

前までにお話したことも結構絡んできます。

 

 

▼漠然とした要求

「企業ホームページを作って」というぐらい漠然とした要求でしたら、

ホームページ制作会社へ委託したほうがいいです。

フリーランサーは一芸に長けてはいるのですが、

専門外に関する適性はバラバラなので、包括的な依頼には対応しきれません。

 

ホームページにはWebデザインだけでなく

サーバー・ドメイン・プログラミングと様々なものが必要で、

単身これらをカバーできるフリーランサーは稀でしょう。

 

それぞれの仕事を別々のフリーランサーに頼むのは却って高くつきますし

統一性を欠いてしまいます。

 

ちなみに、企業委託の場合は途中であれこれ注文を変えると

社内が混乱して正しく納品できなくなります。

企業委託にせよある程度の完成形は持っておいた方がいいでしょう。

 

 

▼極めて多忙

腕に覚えのあるフリーランサー

幾つものクライアントとやり取りしています。

多忙の中でも引き受けてくれる場合もありますが、

そういった方こそ危険なのです。

 

フリーランサーは一人でやっている訳ですから、

キャパシティを簡単に越えてしまいます。

そうなるとまともな納品は望めません。

 

信頼を失う怖さから無理して引き受けようとするフリーランサーもいます。

まずはスケジュールや先約の具合を尋ね、

自分の依頼を入れてもパンクしないかどうか見極めましょう。

 

 

▼相場が分からない

フリーランスへ業務委託する際の相場は意外と知られておりません。

相場の分からないまま依頼すると、

「そんな低予算では作業できません」と突っぱねられるでしょう。

 

或いは、高額の報酬を出してしょっぱい結果になるのでしょうか。
企業へ委託する場合もそうなのですが、相場が分からなければ

調べてから依頼に走るのは常識です。

 

一人であることの強さと弱さを把握し、上手にフリーランスと渡り合いましょう。

 

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一人ご指名に留まらないクラウドソーシングの使い方

フリーランサーにものを頼むときはマンツーマンの対話になるかと思います。

日本中から募るクラウドソーシングでもチャットを使っての対話になります。

ところで、クラウドソーシングの仕事には3つの形式がありますよね。

はじめに述べたマンツーマン形式が「プロジェクト」です。

前回の直接依頼と公開依頼の話ではプロジェクト形式を想定していました。

 

 

もう2つは「コンペ」と「タスク」です。

コンペ形式は多数の応募から作品を一つ選ぶもので、

自治体なども行う「命名コンテスト」のようなものです。

 

 

採用後に少しだけ作者に手直しを依頼することはありますが、

基本的にランサーとのコミュニケーションはありません。

社名ロゴ・イメージキャラ・キャッチコピーといったものを募集する際

コンペ形式をとることが多いです。

 

 

タスク形式は単純ながら人手の欲しいライティング作業などでよく使われます。

定員に達するまで募集し続ける形式で、簡単な記事や検索結果の報告や

アンケート等に適しています。報酬が安いので初心者や素人の応募しか

期待できませんが、専門性やスキルより人手を求める場合は

タスク形式で依頼するのもよいでしょう。

 

 

プロジェクト形式よりも積極的にアイデアや作品が出されていくので、

ブレインストーミング作業を名前も声も知らない

有志集団に行ってもらうことが可能です。

腕のあるランサーを探すなどの手間はありませんが、

素人の募集が多く質については期待薄となります。

 

 

良い仕事を期待するならばプロジェクト形式で

適切なランサーを探し礼儀正しく接するのが近道でしょう。

ただ、プロジェクト形式でなくとも

ランサーが応募したがらない案件はございます。

 

 

それは「薄給」で、労力に見合わない報酬と判断されれば

コンペでもタスクでもスルーされて当然なのです。

小遣い稼ぎにすらならない依頼はもはや無茶振りです。

 

 

ライティング系であれば最低でも1文字1円でなければ

割に合わないとされています。

重ねて、これは執筆作業だけを例にとった場合です。

 

 

画像添付など別の作業が加わればその分労力が増えますので、

報酬設定は更に難しくなるでしょう。

依頼ページに書いていない理由での非承認は論外です。

 

 

クラウドソーシングで委託先を探し続けるならば、

傲慢や悪知恵は控えましょう。

 

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ランサーズに依頼を出してみよう

良いフリーランサーの基準や、クライアントとしての心構えについて

理解は深まっていますか?いくら理解を深めたつもりでも、

実際にフリーランサーへ依頼を出してみなければ掴めない感覚はあります。

クラウドソーシングサイトの大手である「ランサーズ」へ

クライアントとして依頼を出してみましょう。

 

 

ランサーズへ依頼を出すとき、直接依頼と公開依頼の2種から選ぶことが出来ます。

かいつまんで言えば、人から選ぶか内容から選ぶかです。

 

 

直接依頼では出したい仕事に合ったフリーランサーを検索して探します。

ピッタリの契約先を見つけたら専用の相談フォームで条件を出し合い、

納得がいけば依頼して仕事を発注しましょう。これで契約完了です。

 

 

綿密に相談を練られる点と完全水面下で活動できる点が長所で、

腕のある認定ランサーに頼めば早い納期で仕上がります。

 

 

公開依頼では最初に依頼を作成して募集をかけます。

かけっぱなしではなく、質問に答えるなどすれば

依頼に具体性が増して更に募集が来ます。

 

 

締め切りになりましたら、集まった提案から気に入ったものを選び、

契約を結ぶフリーランサーを決定します。

向こうから沢山集まりますので、腕前のある人間を探す労力が省けますし、

意外なアイデアに出会えるかもしれません。

 

 

どちらも仕事を進めるうえで、ランサー側から嫌われる行動があります。

人としてどうなのかという領域なのですが、

ランサー側の立場が弱いあまり調子に乗ってしまうクライアントは多いです。

セルフコントロール能力は欠かせません。

 

 

1対1のコミュニケーションが多い直接依頼では、

突然の方針転換でランサーがてんてこ舞いするケースが多いです。

これだけでも印象は悪いですが、報酬そのままで仕事を倍にする等の

非常識な行いを平気でするクライアントもおり、

直接依頼自体を拒むランサーを生んでいます。

出した条件や依頼には責任を持ちましょう。

 

 

公募形式をとる公開依頼では、集めるだけ集めて

キャンセルしたりサクラの意見を採用したりして

ロンするアイデア泥棒が懸念されます。

盗んだアイデアを盛り込んで具体性を増した依頼として

出しなおす図々しいのもいます。

 

 

アカウントを作り直せば過去の行いを水に流せますので、

ランサーズの仕様を悪用するのは容易です。

尤も、そんな自分勝手な思考で現実の仕事が今後も上手くいくのかは疑問ですが。

 

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地雷クライアントと名指しされないために

企業であろうとフリーランサーであろうと、

他人に仕事を頼む際に最も求められる資源は「信用」です。

しかし、その信用を得られなくなる烙印が「地雷」という呼称でして、

ひとたび「地雷クライアント」と認定されれば、

フリーランサー間でその情報が伝達され、警戒されるようになってしまいます。

 

 

では、地雷と呼ばれない向き合い方とはどういったものかを、

クラウドソーシングを例に考えてみましょう。

クラウドソーシングは地雷が多い…というのが

フリーランスにおける通説なのですが、

そうした場所でこそ誠意のある対応を心がければ

良質なフリーランサーから一目置かれます。

 

 

▼仕事内容は具体的に
 

 ランサーズでよく地雷とされるのは、依頼の内容が漠然としていることです。

 例えば「企業ホームページを作って」とだけの依頼です。

 ホームページを作るにはWebデザインやサーバーの取得や

 SEO対策など多くの作業を必要としますよね。

 その全てをフリーランサー1人が賄うことは不可能ですので、

 企業委託にした方がいいでしょう。
 

 やってほしい仕事はなるべく絞って提示しましょう。

 フリーランサーは自己分析の出来ている人種なので、

 「俺の得意分野だ!」と感じれば自動的に応じてくれます。

 

 

▼何でもタダと思わない
 

 何をするにも費用は掛かります。

 依頼する仕事の正しい相場を調べて報酬を設定しましょう。

 なお、他のクライアントが提示する値段には妙に安いものや

 高いものが混在しており参考になりません。
 

 フリーランサーもまた、ランプの魔人が如く願った成果を

 出してくれる訳ではありません。完成まで「仕事」をしていた訳ですから、

 必ず労力は消費しているのです。

 「あんたなら簡単でしょ!」なんて言い出した日には

 「こいつ仕事舐めてんな」と思われて終いです。

 

 やはりフリーランスにつきものな問題というのは

 どこまで無料で仕事をしても良いか?だと思います。

 

 誤解されがちなのは、気軽さゆえの軽視です。

 そうではなく、“専門的なものには逆にお金がかかる”

 といった意識も持ち合わせておいた方が良いでしょう。

 

 “チェーン店よりも専門店のほうがお金がかかる”

 そういったものと同じではないでしょうか。

 

 

▼相手も社会人と理解する
 

 企業でないからと言ってラフな態度が許されるわけではありません。

 相手は所属先こそありませんが、仕事を持つ社会人

 ということに変わりはないのです。接待までする必要はありませんが、

 ニートやフリーターと勘違いして尊大に振る舞っていては

 誰も仕事しようと思いません。クラウドソーシングは基本チャットなのですが、

 取引先とメールをするつもりで丁寧に会話を進めましょう。

 

 

どうにもフリーランサーの方が弱い立場となりがちです。

だからこそ、良好な関係を結ぶにはクライアント側の人間性が強く問われます。

 

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良質なフリーランサーを選ぶには

フリーランサーに頼みたいような業務は見つかりましたか?

下請けを頼むよりフリーランスの方が完全に良いと

言い切れる業務がありましたら、早速頼みに行きましょう。

業務によってフリーランサーの探し方は異なってきますので、

まずはそちらから解説します。

 

 

エンジニアやヘルプデスクをお探しであれば、

エージェント企業(ギークスジョブ、レバテックフリーランス等)

から紹介してもらいましょう。

登録しているフリーエンジニアを紹介してもらえ、

面接も出来るので選択権もあります。

 

 

ライターをお探しならば、クラウドソーシング(クラウドワークス、ランサーズ等)

で募集をかければドンドン集まります。良質な記事を書けるライターが見つかれば、

次も書いて貰うよう継続依頼をしましょう。二つ返事で受けてくれる筈です。

 

 

勿論、フリーランサーに転向した元社員に頼んだり

フリーランサーの個人サイトから依頼したりといった方法もアリです。

 

 

とはいえ質の悪いフリーランサーに当たってしまっては損ばかりですし嫌ですよね。

良質な、或いは伸びしろのあるフリーランサーに出会うためにも、

以下の点には注目しましょう。

 

 

▼納期
 

 それなりに活動が長く収益もあるフリーランサーならば

 心配することはありませんが、新米や無名のフリーランサーですと

 納期を守ってくれるかどうかは気になります。

 ただ、熟練者でも納期を伸ばすようお願いされるようでは

 クライアント側の問題となるでしょう。

 

 

▼過去の実績
 

 経験豊かなフリーランサーを求めるならば、

 過去の実績から判断するとよいでしょう。

 技量があっても求めるスタイルでなかったというミスマッチを防ぐ点では、

 よい判断基準となります。

 ただ、クライアント名などの個人情報を伏せずに載せている場合は、

 情報管理が杜撰かも知れません。

 

 

▼他罰的思考
 

 フリーランサーに求められるのは責任感ですが、

 それでも他罰的思考の持ち主はチラホラいるものです。

 フリーランスに転向した理由が会社への不満という場合には

 少し考えた方がいいでしょう。
 

 過去に受けたクライアントの悪口を言うような人は完全にクロです。

 自分も地雷として悪し様に言われますし、

 何でも他人のせいにするフリーランサーは絶対に伸びません。

 

良いフリーランサーに継続して依頼し続けるには、

自分も良いクライアントにならねばなりません。

次回はクライアントとしての質を高めるお話をします。

 

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