一億総フリーランス時代の リーダーシップ

会社という概念が無くなり、フリーランスという働き方がますます増えていくこれからの時代。一億総フリーランス時代を生き抜くための戦略とは?そして、これからのマネジメントやリーダーシップのあり方について考察するブログです。

フリーランスになる理由

フリーランサーになると言い残して辞めていった…」

「退職した社員がフリーランスをやっていた…」

そんな経験はありませんか?

 

 

その有無にかかわらず読んでいただける軽い話題なのですが、

もしフリーランスへの転向を理由として

人材を失う未来を危惧しているのでしたら、

対策を講ずる一助にはなれると思います。

 

 

最近は、人工知能の普及やドローンの出現など

まるで昔の漫画のような世界が実現しつつあります。

 

 

このように一目見た時はどんなに奇天烈なものに感じるものでも

誰かが必要としたときには、それは一瞬でどんどん世界へと

普及していくような世の中になりました。

 

 

フリーランスという分野が現代で広まっているという事も

需要があってこそ広まっているものだと思います。

 

 

少し違った観点も含まれていますが、このような記事を見てから

下記の記事を読んでみると面白く感じるかもしれません。

サバイバルを制する企業になるためには

 

 

さて、話は戻って、フリーランスを始めるきっかけというのは色々あります。

前の記事では、氷河期世代の最終手段だとか

職場関係に疲弊しての選択だとか推測を並べていましたが、

事はそう単純でもないようです。

 

 

▼故郷に残した老親
 地方に残した親を呼ぶことも出来ず、帰郷を余儀なくされるケースです。

 呼べない事情は様々で、子が帰郷しないで済む方が稀とも言えます。

 地方に就職先がないので、フリーランスで全国から仕事を募るしか

 方法がなくなる……という流れでフリーランサーとなります。
 

 だいたい不可抗力ですので、これを理由とした離職を止めるのは

 ほぼ不可能です。東京一極+超高齢社会のコンボで

 こうした事例は続々出ることでしょう。

 

 

▼元からそういう目的
 企業でキャリアを積み、スキルアップをしてから

 フリーランサーへ転向するケースです。

 企業からすればまさしく「ゲスの極み」ですが、

 人材を選ぶ時点で間違っていたとしか言えません。

 確かに面接でそんなキャリアプランを正直に話すような人など

 居ないのですけれども。
 

 就職後にフリーランスの道を知って志すという場合もあります。

 なんにせよ、ミスマッチだったとして諦めるほかないでしょう。

 

 

▼会社の人間関係
 結局この理由は外せませんでした。

 行く先々でパワハラ上司や無礼な部下に当たって精神を病み、

 会社組織での労働に向かないと感じてフリーランサーになるケースです。

 その人だけがフリーランサーへ転向するのであれば、

 完全に本人の選択なので会社に落ち度はありません。

 しかし離職率が絡むと会社に直すべき点も出てくるのではないでしょうか。

 

 

結局、フリーランス自体が離職を招くわけではないのです。

とはいえ、費やした教育費を考えれば

易々と人材を手放すわけにはいきませんよね。

 

 

フリーランサーは過剰な実力至上主義で後ろ盾もないリスキーな業態です。

失敗談で迷わせるのもいいですが、副業で始めさせて

クライアントから実力を測ってもらうのが

最も無理のない引き止め方だと思います。

 

 

言わずもがな、副業禁止の社則を設けていない方が有利ですね。

 

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