一億総フリーランス時代の リーダーシップ

会社という概念が無くなり、フリーランスという働き方がますます増えていくこれからの時代。一億総フリーランス時代を生き抜くための戦略とは?そして、これからのマネジメントやリーダーシップのあり方について考察するブログです。

一人ご指名に留まらないクラウドソーシングの使い方

フリーランサーにものを頼むときはマンツーマンの対話になるかと思います。

日本中から募るクラウドソーシングでもチャットを使っての対話になります。

ところで、クラウドソーシングの仕事には3つの形式がありますよね。

はじめに述べたマンツーマン形式が「プロジェクト」です。

前回の直接依頼と公開依頼の話ではプロジェクト形式を想定していました。

 

 

もう2つは「コンペ」と「タスク」です。

コンペ形式は多数の応募から作品を一つ選ぶもので、

自治体なども行う「命名コンテスト」のようなものです。

 

 

採用後に少しだけ作者に手直しを依頼することはありますが、

基本的にランサーとのコミュニケーションはありません。

社名ロゴ・イメージキャラ・キャッチコピーといったものを募集する際

コンペ形式をとることが多いです。

 

 

タスク形式は単純ながら人手の欲しいライティング作業などでよく使われます。

定員に達するまで募集し続ける形式で、簡単な記事や検索結果の報告や

アンケート等に適しています。報酬が安いので初心者や素人の応募しか

期待できませんが、専門性やスキルより人手を求める場合は

タスク形式で依頼するのもよいでしょう。

 

 

プロジェクト形式よりも積極的にアイデアや作品が出されていくので、

ブレインストーミング作業を名前も声も知らない

有志集団に行ってもらうことが可能です。

腕のあるランサーを探すなどの手間はありませんが、

素人の募集が多く質については期待薄となります。

 

 

良い仕事を期待するならばプロジェクト形式で

適切なランサーを探し礼儀正しく接するのが近道でしょう。

ただ、プロジェクト形式でなくとも

ランサーが応募したがらない案件はございます。

 

 

それは「薄給」で、労力に見合わない報酬と判断されれば

コンペでもタスクでもスルーされて当然なのです。

小遣い稼ぎにすらならない依頼はもはや無茶振りです。

 

 

ライティング系であれば最低でも1文字1円でなければ

割に合わないとされています。

重ねて、これは執筆作業だけを例にとった場合です。

 

 

画像添付など別の作業が加わればその分労力が増えますので、

報酬設定は更に難しくなるでしょう。

依頼ページに書いていない理由での非承認は論外です。

 

 

クラウドソーシングで委託先を探し続けるならば、

傲慢や悪知恵は控えましょう。

 

にほんブログ村 経営ブログへ にほんブログ村 経営ブログ 仕事術へ ブログランキング・にほんブログ村へ