一億総フリーランス時代の リーダーシップ

会社という概念が無くなり、フリーランスという働き方がますます増えていくこれからの時代。一億総フリーランス時代を生き抜くための戦略とは?そして、これからのマネジメントやリーダーシップのあり方について考察するブログです。

フリーランスに頼んではいけない案件

フリーランスへの委託は、上手にランサー選びや交渉が出来れば、

かゆい所に手の届く利便性が約束されます。

 

 

ただ、フリーランスには荷が勝ってしまうような案件を頼むと

却ってロスに繋がります。

そうした場合は企業へ委託したほうが結果的に安定する訳ですね。

 

 

これまでとは逆に、フリーランスへ頼むと損をするケースをご紹介します。

理由は大抵、「フリーランサーが一人だから」という一点に集約されますし、

前までにお話したことも結構絡んできます。

 

 

▼漠然とした要求

「企業ホームページを作って」というぐらい漠然とした要求でしたら、

ホームページ制作会社へ委託したほうがいいです。

フリーランサーは一芸に長けてはいるのですが、

専門外に関する適性はバラバラなので、包括的な依頼には対応しきれません。

 

ホームページにはWebデザインだけでなく

サーバー・ドメイン・プログラミングと様々なものが必要で、

単身これらをカバーできるフリーランサーは稀でしょう。

 

それぞれの仕事を別々のフリーランサーに頼むのは却って高くつきますし

統一性を欠いてしまいます。

 

ちなみに、企業委託の場合は途中であれこれ注文を変えると

社内が混乱して正しく納品できなくなります。

企業委託にせよある程度の完成形は持っておいた方がいいでしょう。

 

 

▼極めて多忙

腕に覚えのあるフリーランサー

幾つものクライアントとやり取りしています。

多忙の中でも引き受けてくれる場合もありますが、

そういった方こそ危険なのです。

 

フリーランサーは一人でやっている訳ですから、

キャパシティを簡単に越えてしまいます。

そうなるとまともな納品は望めません。

 

信頼を失う怖さから無理して引き受けようとするフリーランサーもいます。

まずはスケジュールや先約の具合を尋ね、

自分の依頼を入れてもパンクしないかどうか見極めましょう。

 

 

▼相場が分からない

フリーランスへ業務委託する際の相場は意外と知られておりません。

相場の分からないまま依頼すると、

「そんな低予算では作業できません」と突っぱねられるでしょう。

 

或いは、高額の報酬を出してしょっぱい結果になるのでしょうか。
企業へ委託する場合もそうなのですが、相場が分からなければ

調べてから依頼に走るのは常識です。

 

一人であることの強さと弱さを把握し、上手にフリーランスと渡り合いましょう。

 

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