一億総フリーランス時代の リーダーシップ

会社という概念が無くなり、フリーランスという働き方がますます増えていくこれからの時代。一億総フリーランス時代を生き抜くための戦略とは?そして、これからのマネジメントやリーダーシップのあり方について考察するブログです。

タダ働きは誰だって嫌

 

皆さんは、マインドフルネス瞑想をご存じでしょうか?

これをするだけでデキる人間になれるのです…

 

 

と宗教人っぽい言い方をしましたが、これは本当に証明されているようで

集中力がアップしたり、リラックスした状況を作り出すことが出来ます。

 

 

話題がいつもと違う・・・とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、

いいえ。これは今からお話しすることにも関係しています。

 

 

フリーランスといえども、ストレス社会ということをお忘れなく。

 それでは、そろそろ本題へ。

 

 

Twitterを見ていると時々イラストレーターやデザイナーが

「タダ働きを頼むなんて非常識だ!」という旨の意見がRTされている事があります。

「友達から依頼を受けたが『友達価格でまけてくれ』と言われたので縁を切った」

と、著名なイラストレーターもボヤいています。

 

 

フリーランサーが目の敵としているのは

「タダ働きを頼むクライアント」です。

自己責任主義フリーランス界では数少ない「他人を恨む正当な理由」で、

同業者間では地雷クライアントの情報を共有したり

軽々しく薄給で受けぬよう呼びかけ合ったりしています。

 

 

それほど、金を払いたがらない人を激しく嫌います。

タダでやるとしたら完全に向こう側の好意です。

 

 

少し考えれば当然とわかります。

仕事を仕上げるには労力と時間を要しますよね。

それがお金にならないというのは非常に馬鹿げたことです。

タダ働きは収益のない仕事ですから、代わりの報酬がない限りあってはなりません。

 

 

「技術は減るもんじゃないでしょ」と食い下がる者もいますが、

その技術を養うために多くの時間や資源を犠牲にしてきています。

魔法のように望んだ品を出してくれるというのも酷い勘違いですね。

 

 

タダ働きさせるとサディズム的快楽にでも満たされるのでしょうか。

なぜかその経験を武勇伝や人脈自慢として語る傾向があります。

特に生前のやなせたかし氏はご当地キャラを欲しがる自治体にとって

格好の的だったようで、自治体役員にとってやなせ氏の手掛けた

ご当地キャラをタダで得ることはステータスでもありました。

 

 

相手も自分自身を経営している自営業に近いので、

その辺りを配慮して相応の代金を払うべきです。

値切りなどせずとも下請け会社よりは確実に安上がりですし。

 

 

どうしても安価で頼みたいのならば、

新米フリーランサーをあたるしかないでしょう。

始めて間もないフリーランサーには市場価値が付けられていませんので、

プロデュースするつもりで契約するのです。

 

 

出来栄えは保証しかねますが、

経験の浅い層にダイヤの原石が混じっているかもしれませんよ。

 

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